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学童保育とは

学童保育とは

 

学童保育の定義

 学童保育とは、児童福祉法6条の3第2項に基いた、児童たちが放課後に集う居場所です。正式名は「放課後児童健 全育成事業」といい、厚生労働省の管轄下になります。厚労省での省令や局所通知では「放課後児童クラブ」と記載されますが、一般的に称して「学童保育」と呼ぶことが多いです。最近では「アフタースクール」と呼ぶところもあり、呼び名は様々ですね。

共働きなど、子どもたちを預けなければならない世帯に向けた小学生対象の預かりサービスで、保護者や教師のかわりに放課後児童支援員や保育士たちが、放課後や夏休み、冬休みなどの長期休暇に児童を預かり、宿題や遊べる居場所を提供し、見守りや育成にあたります。

家「ファーストプレイス」でもなく、学校「セカンドプレイス」でもない学童保育は、宿題や遊びを通じ、職員や生徒同士のコミュニティの場として、また、子どもたちの成長を育む居心地の良い「サードプレイス」でもあります。

学童保育の種別とメリット・デメリット

 学童保育は主に、公的機関が運営する「公設公営」。公的機関がN P O法人や民間団体へと委託して運営する「公設民営」。民間企業や団体が直接運営する「民設民営」の3つの事業形態があり、それぞれにサービスの特化や、サービスに合わせた料金設定が異なり、それぞれにメリット、デメリットがあります。

「公設公営」「公設民営」は主に学校の教室や公民館などを間借りしての運営が多く、料金がかなり安いのがメリットです。ただ、政府の補助内での運営範囲であるため、資金面に限りがあり、ひとクラス大勢の生徒に対し、少数の職員で預かるだけで手一杯になりがちです。

一方の「民設民営」は民間企業やN P O法人などの団体が、政府の補助に頼ることがなく、完全に民営で運営しているので、料金は高額になります。しかしその分、習い事などの運営規定に自由度が高く、児童一人当たりに対する職員の配置人数も多厚くなり、送迎サービスの充実や、預かり時間も公営よりも遅く、夕食の提供ができる事業所も多いのが特徴です。

共働き家庭の負担を減らし、職員が見守る中、安心安全に預かるのが本来の学童保育の定義ですが、近年は「どうせ預けるなら、英会話やスポーツ、習い事などの教育も充実させたい」という、より健全な育成を求める保護者のニーズが高まり、アカデミックな習い事に特化した民間学堂やアフタースクールが増えてきています。

シアター・イン・エデュケーション=演劇教育

民間学童保育エチュードキッズシアターは、日本で初めてエンターテイメント系に特化した民間学童保育です。日本ではまだ馴染みが薄い「シアター・イン・エデュケーション」というイギリス発祥の演劇教育を採用しています。

「シアター・イン・エデュケーション」は今や世界中で取り入れられています。しかし、欧米文化に比べ、日本は戦後から学問や技術革新が優先で、感性を育む文化は後回しにされてきた経緯があります。

一概にはいえませんが、良い学校に入学して、良い企業に就職すれば、定年退職までの生活が確約され、安定した生涯が約束されるというのもひと昔前の常識。今の世代は平均100年以上生きるといわれ、老後も常に働き続けないといけない時代になりつつあるかもしれません。若い頃に苦労して学んだ知識も技術もA Iに取って代わろうとされる時代になりつつあるかもしれません。

 西洋の占星術によると、2021より“風の時代” (注1)に突入したと言われています。これまでの財力や名声など、カタチが見えるものに価値観が重視されていただったのが、個性や斬新な発想力、ダイバーシティ(多様性)等、カタチの見えないものに価値観が転換され、人が求める価値観は時代と共に移り変わりました。

しかも2020年、コロナショックが世界中を大恐慌へと落とし込みしました。コロナウィルスの出現により、これまで我々が当たり前と思っていた常識、スタンダードが大きく覆りました。

しかしです。コロナショックにより、世界経済全体が未曾有の大混乱に陥った一方、コロナ禍の恩恵を受けて急成長した企業が出現したのも事実で、経済格差は二極化しました。

これまで培ってきた価値観は覆り、新しい発想や価値観を生んだ者に勝利の女神は微笑みました。

これからの時代、決して良い大学、良い企業に就いた人が必ずしも成功者とは限りません。当たり前だと思っていた価値観よりも、自身の個性や感性を活かして、新しいスタンダードを築いていける人が生き残れるのではないでしょうか。いかにコミュニケーション能力を発揮できる人が生き残れるのではのではないでしょうか。

テレビ等でそこそこ活躍する芸能タレントよりも、素人のYouTuberやS N Sのインフルエンサーが注目されるのも新たな時代「風の時代」を象徴しているかのように思います。

エチュードキッズシアターのあり方

 エチュードキッズシアターは各種ダンサーや俳優、司会など、現役のエンターテイナー達が、子どもたちと踊ったり、演劇指導をする学童保育です。しかし、塾でもなければ、ダンススクールでもありません。知識や技術を学ぶよりも個々のキラリと光る感性を磨き、“楽しい”と思える感覚を育む居場所づくりに着目して「シアター・イン・エデュケーション」にたどり着きました。

秀才に育てるのではなく、天才をたくさん世に育みたいと真剣に願っています。

演劇教育といっても厳しいレッスンや、これを覚えないといけないなんてことはありません。間違えてもいいんです。失敗してもいいんです。うまく踊れなくても、演じられなくても全然いいんです。それを恥ずかしがったり、萎縮してしまうよりも、いかに思い切って楽しく自己表現ができるかなのです。

デキなかったことがデキたとき、人に喜んでもらったとき、子どもの自己肯定感は最高に上り、もっと成長したいと向上心が湧いてくるでしょう。

シアター・イン・エデュケーションについてはまた次回詳しくお話しします。

文 多田修

エンターテイナーの先生たちによるプログラム無料体験会。随時受付中!

お気軽にお問い合わせ下さい。

学童保育エチュードキッズシアター TEL 06-4394-8844

(注1)風の時代とは 

 西洋占星術でいう200年に一度の大変革期で2020年12月22日を節目に、前回の“地の時代”から“風の時代”へとエレメント(要素)が移り変わったといわれています。ちなみに、地の時代は産業革命を象徴するように、財力や名声など、目に見える物質的なものや安定感が象徴でしたが、風の時代は情報やコニュニケーション、新たな挑戦など、目には見えないものに価値観があるとされています。

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